ウサギの避妊手術(雌:卵巣子宮摘出術)

  • 予約が必要です
  • 日帰り手術です
  • お食事とお水は通常どおり与えてください
  • 手術当日午前9時30分~午後11時までにお越しください。お仕事等で早くお預けされたい場合はご相談ください(例:午前7時のお預け等)
  • 退院は、手術当日の午後5時以降になります。
  • 退院後、約4日間抗菌剤と胃薬のシロップをお飲みください。
  • 皮膚の表面に糸がでないように吸収糸(溶ける糸)で縫う(皮内縫合)ので、抜糸の必要はありませんし、舐めることもほとんどありません
  • 皮膚下の糸は、溶けるまでは多少凸凹しますが、半年後に触れることはほぼありません。

 右の写真は、避妊手術で摘出したウサギさんの子宮と卵巣です。陰部出血などの症状で来院された後、診察で子宮の病気(子宮内膜過形成、子宮腺癌など)が疑われ、避妊手術になる場合も多くあります。陰部出血を放置すると貧血が進行する危険があるので、症状があるウサギさんは早めにご相談ください。

 あと余談ではありますが、ウサギの性別を逆に認識している飼主さんも意外と多く、「雄のウサギが血尿」ということで診させていただいたら、「実は雌で子宮腫瘍だった」というケースもありました。

SFTS感染症にご注意!

 宇部市内と山陽小野田市内でSFTSに感染した猫が確認されています。SFTSはマダニから直接感染するだけではなく、SFTSを発症した猫から人が感染発症することがあります。猫は屋内飼育されることをお勧めします。

最終更新日

2024年4月17