ご挨拶

 地域のみなさまに安心してご利用いただける動物病院でありたいと考えております。

 診療する上で最も重要なのは、飼主様とのコミュニケーションです。診療(予防、診断、治療)のどの場面においても、飼主様との意思疎通がなければ、良い方には向かいません。短い診察時間ではありますが、飼主様とは相互通行で臨み、大切な動物たちをサポートしたいと思います。

 狂犬病予防接種、混合ワクチン接種、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防などのご案内をはじめ、病気の予防や早期発見につながる情報を提供していきたいと思います。

 診察は、最重要である問診(飼主様から症状などを伺うこと)から始まり、視診、聴診、触診と進めていきます。必要に応じて、血液検査装置で血液細胞、肝臓、腎臓などの様子を評価したり、超音波診断装置で腹部臓器の形態や心臓の動きを把握したり、レントゲンで胸の中の様子や骨折の有無を確認したり、内視鏡で胃の中をみたり、心電計で不整脈の種類を鑑別したりします。当院にはないCTやMRIを用いた診断や、他の先生が得意としている疾患などについては、大学をはじめとした動物医療施設を紹介させていただくつもりです。

 患った動物たちの治療については、まずは飼主様に診断(診断に至らない場合は、考えられる病態)や治療の選択肢などをお伝えした上で、方針をいっしょに考えさせていただきます。病気の種類、動物の体力(年齢)などにより治療方法は千差万別です。例えば、癌(悪性腫瘍)という病態において、手術による摘出を選択されたり、化学療法(抗がん剤療法)で進行を抑ことを選択されたり、苦痛のみを緩和させたり、あるいは、それが最良と考え「何もしない」ことを選択されたり、さまざまです。獣医師としての専門知識・技術について研鑽を積みながら、飼主様の気持ちを尊重して動物の診療をさせていただきたいと思います。

院長紹介

 

氏名:大谷 功

  (おおたに いさお)

資格:獣医師

学位:博士(獣医学)

 

手術実績(全身麻酔手術件数)

 2016年度(大谷執刀分のみ)

437件/年

 

履歴

大分大学教育学部附属中学校卒業

大分県立大分上野丘高等学校卒業

日本大学農獣医学部獣医学科卒業

東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻博士課程修了

(併任:国立感染症研究所協力研究員)

 

東レ株式会社(基礎研究所/医薬研究所)[1998-2000]

亀戸動物病院(東京都:非常勤)[1999-2008]

日本大学助手(獣医学科)[2000-2004]

日本大学専任講師(獣医学科)[2004-2009]

くどう動物病院(下関市:勤務医/副院長)[2009-2012]

おおたに動物病院(院長)[2012-現在]

以上

SFTS感染症にご注意!

 宇部市内と山陽小野田市内でSFTSに感染した猫が確認されています。SFTSはマダニから直接感染するだけではなく、SFTSを発症した猫から人が感染発症することがあります。猫は屋内飼育されることをお勧めします。

最終更新日

2024年2月29